「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」竹内 裕太 たけうち・ゆうた駒澤大学高→鶴見大→徳島インディゴソックス投手・右投左打・173センチ83キロ1996年3月14日生(22歳)  四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの実力急…

「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

竹内 裕太 たけうち・ゆうた
駒澤大学高→鶴見大→徳島インディゴソックス
投手・右投左打・173センチ83キロ
1996年3月14日生(22歳)

 

 四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの実力急上昇中の右腕だ。リーグ中断期間中に石井貴監督(元西武投手)からドリルを授かったり、キレイな体重移動を身につけると、「指にかかって低めから伸びるような形になった」最速151キロのストレート、スライダー・カーブ・フォーク・チェンジアップといった変化球は制球力に優れる。
事実、後期のリーグ戦は7試合登板5勝1敗・52回を投げて44奪三振・与四死球17・防御率2.25の成績を残した。四国アイランドリーグplus選抜の一員として参加した「宮崎フェニックスリーグ」でもロッテを6回5奪三振無失点に封じている。

 その竹内は東京都世田谷区出身。世田谷区立東深沢小3年時に投手として野球を始め、世田谷区立東深沢中時代は世田谷ボーイズでプレーした。駒澤大学高ではエースとなった2年夏には西東京大会ベスト8に進み、準々決勝でも帝京に1対2と奮闘。3年夏も一塁手兼任で年西東京大会ベスト16と、最速134キロでも相手を抑える術に長ける技巧派として鳴らした。

 鶴見大では最速142キロに球速を伸ばしたが、チームは神奈川大学リーグ1部と2部を行き交い1部では4勝どまり。「社会人野球に行けなかったら野球を辞めることも考えていた」最中、四国アイランドリーグplusの存在を知り「ここしかない」と徳島インディゴソックスへの入団を決断した。

 徳島インディゴソックスではウエイトトレーニングにも意欲的に取り組み、ベンチプレスは60キロから80キロ。スクワットも100キロから140キロとプロの世界で活躍する礎も築きつつある竹内。憧れの投手に挙げる則本 昂大(楽天)に続くための、最初のハードルを超える瞬間は、もう目前だ。

TBSテレビ「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」番組公式サイト
http://www.tbs.co.jp/baseball-draft/