「時は来た!ドラフト指名を待つ男たち」

柘植 世那 つげ・せな
健大高崎→Honda鈴鹿
捕手・右投右打・174センチ83キロ
1997年6月3日生(21歳)

 

 群馬県高崎市出身。高崎市立矢中小1年時に谷中ビクトリーズで野球を始めた柘植。当時のポジジョンは投手兼内野手だったが、高崎市立矢中2年に所属していた藤岡ボーイズで捕手に転向。2012年の「第42回春季少年野球全国大会」でチームをベスト8に押し上げた。高校は「機動破壊」で名高い地元・健大高崎へ。主軸として2年夏から3季連続甲子園出場し、2年夏にはベスト8。甲子園通算で13安打10打点をマーク。高校通算32本塁打の強打と、1秒9台を誇る二塁送球は当時から高い注目を集めていた。

 しかし、高校3年の秋にプロ志望届を提出するも「つげ・せな」の声は最後まで聞かれず。柘植は社会人野球最激戦区である東海地区の強豪・Honda鈴鹿へ進み、3年後のプロ野球界入りを目指すことになった。

 ピッチングマシンを相手に捕球の基礎練習を繰り返し、正捕手の飯田大祐から捕球技術、スローイング技術、インサイドワークを学んだ。こうした1年間の下積みを経て、飯田がオリックスに入団した高卒2年目からは正捕手の座を獲得。都市対抗では1回戦・きらやか銀行戦で勝ち越し二塁打を放ち勝利に貢献するなど、2試合でマスクをかぶった。3年目の今年は平尾奎太、瀧中瞭太といったドラフト候補を含めた年上の投手陣と密接にコミュニケーションをかわしながら、長所を引き出すリードでチームを2年連続都市対抗へ導き「勝たせる捕手」の評価を不動のものとしている。

 都市対抗では三菱日立パワーシステムズの前に初戦敗退に終わったものの、社会人野球日本選手権東海地区最終予選ではヤマハ、東邦ガス、ジェイプロジェクトを3タテし第1代表の座を獲得するなど、成長一途の21歳。中学・高校・社会人の3カテゴリーで全国大会を経験した柘植は、球界を代表する捕手になるべく向上し続ける。

TBSテレビ「プロ野球ドラフト会議」番組公式サイト
http://www.tbs.co.jp/baseball-draft/