【10/5試合結果】錦織、大坂なおみがそれぞれベスト4進出。ダブルスではマクラクラン勉が2年連続決勝へ

■「楽天ジャパンオープン」（日本・東京／10月1～7日／室内ハードコート）男子シングルス準々決勝、第3シードの錦織圭（日本／日清食品）が第5シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）に6-3、6-3で勝利し、同大会3年ぶりのベスト4進出を果…

■「楽天ジャパンオープン」（日本・東京／10月1～7日／室内ハードコート）

男子シングルス準々決勝、第3シードの錦織圭（日本／日清食品）が第5シードのステファノス・チチパス（ギリシャ）に6-3、6-3で勝利し、同大会3年ぶりのベスト4進出を果たした。錦織は試合後「最初から最後まで振り切った良いテニスができたかと思います。正直、彼のミスもありましたが、最後まで強気のプレーで行けたかなと思います」と振り返った。

また「ほぼ満員のお客さんの中でプレーできることはプレーヤーとして幸せですし、最後の日まで残っていられるように明日も頑張ります」「今、良い調子で来ていると思うので、自信を持って最後までやりたいと思います」と意気込みを語った錦織。調子を落とすことなく、準決勝でも勝利を掴むことに期待したい。

第2シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）は第8シードのリシャール・ガスケ（フランス）に6(6)-7、6(4)-7で敗れ、準々決勝敗退。一方、勝利したガスケは準決勝で錦織と対戦する。両者の対戦成績は錦織の2勝7敗で、2016年「全仏オープン」以来の対戦となる。

男子ダブルス準決勝では、第4シードのマクラクラン勉（日本）／ヤンレナード・ストルフ（ドイツ）がロビン・ハッサ（オランダ）／マトヴェ・ミデルクープ（オランダ）に6-1、6-4で勝利。

マクラクラン勉は、2017年「楽天ジャパンオープン」ダブルスで内山靖崇（日本／北日本物産）とペアを組み見事優勝。マクラクラン勉としては同大会2年連続の決勝進出となった。

■「チャイナ・オープン」（中国・北京／9月29日～10月7日／ハードコート）

女子シングルス準々決勝、第8シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界45位のジャン・シューアイ（中国）に3-6、6-4、7-5とフルセットで勝利。互いに1セットずつ取って迎えた第3セット、大坂はリードを許しシューアイのサービング・フォー・ザ・マッチを迎えた。しかし、そこでブレークに成功した大坂はその後もブレークし逆転。最後はサービスエースを決めて、ベスト4進出を果たした。

試合後、大坂は「彼女はびっくりするほど凄い選手で、ここで彼女と対戦するのは本当に難しかった」と振り返った。試合途中には泣き顔も見せた大坂だったが、地元シューアイに対する応援にも負けず、シーソーゲームを制した。準決勝では、世界20位のアナスタシア・セバストワ（ラトビア）と対戦する。

そのほか、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）が予選勝者で世界40位のカテリーナ・シニアコバ（チェコ）に6-2、6-2とストレートで勝利した。

■「ATP500 北京」（中国・北京／10月1～7日／ハードコート）

男子シングルス準々決勝、第1シードのフアンマルティン・デルポトロ（アルゼンチン）が世界36位のフィリップ・クライノビッチ（セルビア）に6-3、6-0で勝利。第4シードのファビオ・フォニーニ（イタリア）は世界45位のマートン・フクソービッチ（ハンガリー）に6-4、6-4で勝利し、順当にベスト4進出を決めた。◇　　　◇　　　◇

【10月5日主な試合結果】

◆「楽天ジャパンオープン」

男子シングルス準々決勝

〇[3]錦織圭（日本／日清食品）6-3、6-3 ●[5]ステファノス・チチパス（ギリシャ）

〇[8]リシャール・ガスケ（フランス）7-6(6)、7-6(4) ●[2]ケビン・アンダーソン（南アフリカ）

〇[Q]ダニール・メドベージェフ（ロシア）7-6(4)、6-3 ●[6]ミロシュ・ラオニッチ（カナダ）

〇デニス・シャポバロフ（カナダ）4-6、7-6(7)、6-4 ●ヤンレナード・ストルフ（ドイツ）

男子ダブルス準決勝

〇[4]マクラクラン勉（日本）／ヤンレナード・ストルフ（ドイツ）6-1、6-4 ●ロビン・ハッサ（オランダ）／マトヴェ・ミデルクープ（オランダ）

◆「チャイナ・オープン」

女子シングルス準々決勝

〇[8]大坂なおみ（日本／日清食品）3-6、6-4、7-5 ●ジャン・シューアイ（中国）