昨季大会の72ホール目、決勝のイーグルチャンスにつけながら結局3パットで1打差2位タイに終わったダスティン・ジョンソン。雪辱を期して臨む今大会では、36ホールを終えて暫定首位タイの好位置につけている。

初日から荒天、日没と2日連続で順延となった今季の全米オープン。悲願のメジャー初制覇を目指すジョンソンは初日にティーオフ出来ず、2日目に36ホールの長丁場をプレーした。第1、第2ラウンド通じて1ボギーに抑えた一方、奪ったバーディは5つ。36ホール中31ホールでパーオンと正確にグリーンをとらえ続け、半日にわたる戦いを順位表の最上段で終えている。

「しんどかった。1打たりとも気が抜けないからね。今日はティーショットが冴え、アイアンショットが好調で多くのホールでパーオン出来た」。満足の36ホールをそう振り返ったジョンソンのプレーについて、米国Golf Channel解説のデビッド・デュバルらが分析。持ち味さえ生かせれば「ぶっちぎりの優勝も夢ではない」と予想した。

ブランデル・シャンブリー
「ダスティン・ジョンソンはドライバ-で驚異的な飛距離を誇るほか、ウェッジ・ショットに関してPGAツア-でナンバ-ワンです。ウェッジがずっと良ければ、華々しい活躍を見せると思いませんか、デビッド?」

デビッド・デュバル
「今季のデ-タを見ると、残り50~125ヤ-ドの間から打ってピンに寄せた距離の平均で1位。残り125~150ヤ-ドの間では37位。残り150~175ヤ-ドの間では2位。つまり、残り50~175ヤ-ドの間でジョンソンの右に出る選手はいません。そして、パー5で残り290ヤ-ド前後から確実に2オンできるのもジョンソンだけといえます。持ち味をフルに発揮すれば、今週ぶっちぎりの優勝も夢ではありません。パッティングも得意ですから、他を突き放す展開になるかもしれませんね」

フランク・ノビロ
「確かにジョンソンはパッティングに優れていますし、先ほどのデータからも明らかなように過去数年、ジョンソンはウェッジで大きめのスイング、いいリズムで打つようになり、インパクトにかけてクラブがしっかり加速し、より遠くへ、よりストレ-トに飛ばせるようになりました。去年決勝ラウンドで崩れることがあったのは、スイングのリズムを保てなかったからです。今のジョンソンは大丈夫だと思います」

近年の成績を振り返ると、昨季の4大メジャーでトップ10を外したのは全英オープンのみ。そして今年もマスターズで4位タイに入った。念願のメジャータイトルを手にするのは果たして今週となるか。

LIVE FROM オークモントCC 6月18日号より