今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間16日、ペンシルベニア州のオークモントCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、荒天により競技途中でサスペンデッドが決定。5人が出場の日本勢は、16ホールを1オーバーで回った谷原秀人が暫定16…
今季メジャー第2戦、全米オープンが現地時間16日、ペンシルベニア州のオークモントCCを舞台に第1ラウンドの競技を行ったものの、荒天により競技途中でサスペンデッドが決定。5人が出場の日本勢は、16ホールを1オーバーで回った谷原秀人が暫定16位タイにつけた一方、松山英樹ら午後組はスタートできないまま初日を終えている。
大会初出場の谷原はノーバーディながらボギーを1つに抑えて上位に食らいついた。パープレーを続けた前半は11番でロングパットを沈め、バンカーにつかまった14番、15番でもナイスパーセーブ。後半3番ではパーパットのモーション中に中断のホーンが鳴るアンラッキーでボギーを叩いたが、以降6番までパーを並べる粘りを見せた。
この日は悪天候によりプレーが3度中断し、ホールアウト出来たのはわずか9人。午前スタートのその他日本勢、池田勇太と宮里優作も18ホールを回れず、宮里が15ホールを1バーディ、3ボギーとして暫定24位タイ、池田は17ホール消化時点で1バーディ、4ボギーの暫定27位タイにつけた。ティ-オフ出来なかった松山と谷口徹は心機一転、2日目から競技を開始する。
暫定首位に立ったのは17ホールを3アンダーでプレーしたアンドリュー・ランドリー(米)。1打差暫定2位タイにはバッバ・ワトソン(米/14ホール消化)やダニー・リー(ニュージーランド)が続いた。昨季覇者ジョーダン・スピース(米/11ホール消化)は谷原らと同じ1オーバーの暫定16位タイ。世界王者ジェイソン・デイ(豪)やフィル・ミケルソン(米)はスタート出来なかった。