過去6度の2位フィニッシュで惜しくも優勝を逃してきた全米オープン。その第116回大会が開催される今週、フィル・ミケルソンが再び悲願のキャリアグランドスラムに挑む。

今季の好調や四半世紀にわたる同大会での経験が偉業達成への自信となっているようだ。

今週木曜に46歳の誕生日を迎えるミケルソンは今季、3年ぶりの白星こそ挙げられていないが、平均スコアで現在トップにつけるなどプレーは好調そのもの。全米オープンには26度目の参戦となり、今季の舞台であるオークモントCC開催の2007年大会にも出場している。そんなビッグレフティが開幕前の水曜、その自信のほどやコースへの印象を語ってくれた。

── あなたはここが今までプレーしたなかで最も難しいと話しましたが、コースの印象は?

「ここのメンバーが望んでいるのは全米一、もしくは世界一難しいゴルフコースだが、それは達成できていると思う。ティーショットからパッティングまで、選手のあらゆるスキルが試されるコースだ。グリーンの速さはオーガスタと同じくらいでも、ピンはより難しい位置に切られ、傾斜ははるかにきつい」

「とはいえ、私には25年にわたる経験の積み重ねがある分、優勝のチャンスは大きいと思っている。ここは他のトーナメントや他のコースとはまったく異なり、コースに応じたプレースタイルが求められるんだ。私は長い時間をかけてそれを磨き上げてきた」

「全米オープンでは優勝スコアがオーバーパーとなることがしばしばあるが、今週もそうなってくれれば、私には有利に働く。スコアが5アンダーだろうと、12オーバーだろうと関係なく、最終日に最もスコアの低い選手が優勝できる。私はそういうきわめて難しいコンディションで戦う術を身につけているつもりだ」

── キャリアグランドスラム達成は気になりますか?それを目標にしたほうが頑張れるのか、それともトーナメントの間は頭から締め出すようにしていますか?

「考えていないといえば嘘になる。メジャー4大会を制覇するために勝たなければならないトーナメントなので、片時も頭からは離れないよ。だが、結果にとらわれすぎると良いプレーが出せないので、プレーの最中は我慢して頭から締め出すようにしている」

「キャリアグランドスラムを達成するまでは、この大会で勝つことが一番の目標であり続けるだろう。私にとってグランドスラムを達成した選手たちは、他のすべての選手とは別格に映る」

LIVE FROM オークモントCC 6月16日号より