「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第2シードの上地結衣(エイベックス)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が第1シードのイスケ・グリフィオン/アニエク・フ…

 「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第2シードの上地結衣(エイベックス)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が第1シードのイスケ・グリフィオン/アニエク・ファンクォト(ともにオランダ)を6-3 4-6 [10-6]で下して2年ぶりの優勝を果たした。

 両ペアは昨年の決勝でも対戦し、グリフィオン/ファンクォトが7-6(1) 3-6 [10-8]で勝っていた。

 上地は今大会の女子シングルスに第2シードで出場していたが、準決勝でマジョレーン・バイス(オランダ)に6-7(5) 7-6(3) 1-6で敗れている。

 上地はグランドスラムのダブルスで通算8勝目。ワイリーとのコンビでは昨年のウィンブルドンに続いて7度目のタイトル獲得となった。

 車いすテニスは男女シングルス8ドロー、ダブルス4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)が2年連続6度目の優勝、女子シングルスはグリフィオンが初タイトルを獲得。ダブルスでは国枝がゴードン・リード(イギリス)と、グリフィオンはファンクォトとのペアで優勝を飾った。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)