「ブリスベン国際」の準決勝で昨年優勝のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と地元オーストラリア出身のニック・キリオス(オーストラリア)が対戦。ディミトロフは6-3、1-6、4-6で敗れ、連覇は叶わなかった。ディミトロフにとって今大会は、前…

「ブリスベン国際」の準決勝で昨年優勝のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と地元オーストラリア出身のニック・キリオス(オーストラリア)が対戦。ディミトロフは6-3、1-6、4-6で敗れ、連覇は叶わなかった。

ディミトロフにとって今大会は、前回「ATPファイナルズ」で優勝し、世界ランクを自身最高の第3位まで押し上げた後、初の大会だった。

ディミトロフは、第1セットでは試合を支配していたが、第2セット、第3セットとキリオスが攻撃に転じると為す術がなかった。

日曜に行われる決勝で第3シードのキリオスは、ライアン・ハリソン(アメリカ)と対戦する。

キリオスは、今回ディミトロフ相手に初めて試合を制し、自信を深めている。

「彼は、間違いなく現時点で世界最高の選手の内の1人です。昨年は素晴らしい活躍をしていたし、私も二度敗れています」とキリオスは語った。 「今日は、いつもとは少し違ったやり方をしなければならないことは分かっていました。相手を、調子づかせることもなかったですし、サービスエースを決めることもできました」

キリオスのダブルフォルトの回数は、ディミトロフが6回だったのに対し、わずか2回。一度しかブレークを許さず、ファーストサービスが決まったポイントでは8割の確率でポイントを獲得した。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は決勝進出したキリオス

(AP Photo/Tertius Pickard)