J2北海道コンサドーレ札幌が、来季の新戦力として、J1の横浜FMからGK田川知樹(23)を獲得することが23日、分かっ…
J2北海道コンサドーレ札幌が、来季の新戦力として、J1の横浜FMからGK田川知樹(23)を獲得することが23日、分かった。既にクラブ間で合意に達しており、近日中に正式発表される。
大阪・興国高から2021年に横浜FMに加入した田川は、23年に当時J3の富山に期限付き移籍した。同年3月5日の開幕・YS横浜戦でプロデビューし、今季までの3年間で計104試合に出場と、正守護神として活躍した。
身長180センチとGKとしては大柄ではないが、来季から札幌の指揮を執る川井健太監督(44)が足元の高い技術を評価。自身のサッカーの中で求めるビルドアップ力を体現できる存在として、獲得に乗り出していた。23歳とまだ若いが、クラブは開幕から定位置争いに加われる能力があると期待している。
また、この日までに今季11試合に出場した、GK中野小次郎(26)がJ3長野へ期限付き移籍することも決まった。今季リーグワースト2位となる63失点からの脱却へ、札幌が新たな体制で来シーズンに臨むことになる。