日本相撲協会が23日、東京・両国国技館で「日本相撲協会財団法人設立100周年記念式典祝賀会」を開いた。八角理事長(元横…
日本相撲協会が23日、東京・両国国技館で「日本相撲協会財団法人設立100周年記念式典祝賀会」を開いた。八角理事長(元横綱北勝海)、横審の大島理森委員長(元衆院議長)ら約800人が参加した。
横綱大の里(25)=二所ノ関=は100周年記念映像で大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍、白鵬らとともに自身の姿が上映され「不思議な感覚がする」と感慨を口にした。
式典の間には館内で24、25日に開催される100周年展示展を鑑賞。双葉山が現役時代に使用した綱、多くの歴代横綱の三つぞろい化粧まわしなどを興味深そうに視線を向けた。大の里は「楽しかった。昔の横綱の化粧まわし、今と違う形で、かっこいいなと思った」と感心。100周年の節目に「横綱としてこういう式典に出るのはうれしいし、光栄です。長い歴史があって、今の大相撲がある。横綱としてしっかり盛り上げられるようにしたい」と語った。
豊昇龍は記念映像への登場を「それはうれしかった」と語り、「責任が重い。頑張るしかない」と誓った。