ヤクルト公式YouTubeは23日までに、「【メジャー挑戦】村上宗隆選手、ロングインタビュー&ラストイヤーに密着」と題し…
ヤクルト公式YouTubeは23日までに、「【メジャー挑戦】村上宗隆選手、ロングインタビュー&ラストイヤーに密着」と題した動画を、移籍発表に合わせて公開した。村上はホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約52億7000万円)で合意。22日(日本時間23日)には入団会見を行った。
密着動画は、10月下旬に行われた三輪正義2軍内野守備走塁コーチ(41)とのインタビュー風景からスタート。8年前の入団時に、25歳で渡米し、メジャー挑戦することを想像していたかと問われると、「いやあ。こうなることは想像していなかったです。なんとか1年1年活躍できるようにと思って。入団当初はそう思ってました」と回顧した。
高卒2年目の19年には、全試合出場を達成。現ロッテのネフタリ・ソト内野手(36)、巨人の坂本勇人内野手(37)に続くリーグ3位の36本塁打をマークするなど大きく飛躍した。村上は「次の年も弱点を克服して3割打てたところで自信はついたので、うまくここまで来られましたけど。入った当初はまったく想像してなかったですね」と振り返った。
さらに、ヤクルト2軍キャンプの本拠地である宮崎・西都でのエピソードにも言及。「西都でフライを捕ろうとしたら、5メートル後ろに落ちるとかザラだったので。今でも上手じゃないですけど、その時は『これサードでやっていけるのかな』」と、不安を抱いていた1年目の心境を明かした。
また、「4年目くらいまではすごく調子に乗っていたというか。イケイケでやってた自分もいました」と、コーチや先輩の指摘に反抗的な態度を取ってしまった時期があったことも反省。「そういう人たちが見捨てずにたくさん注意して教えてくれたおかげで、今の立ち位置があると思っています」と感謝した。
続けて、「突っかかるというのは、本当はよくないんですけど。僕の野球人生にとっては、そういう時間もすごく大切だったのかなと思っていますし、そういうことをしながらも愛情を持って接してくださった方々に感謝しています」と語り、当時を支えた周囲への思いを口にした。