◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月23日、美浦トレセン 11月の東京で…

◆第42回ホープフルS・G1(12月27日、中山競馬場・芝2000メートル)=12月23日、美浦トレセン

 11月の東京で未勝利を勝ち上がったオルフセン(牡2歳、美浦・斎藤誠厩舎、父キズナ)は、大物の予感を漂わせている。岩田望来騎手が騎乗した18日の1週前追い切りでは、1勝クラスの古馬を相手に馬なりのまま楽々と追走先着。直線の伸びは際立ち、脚力の高さを見せつけた。

 この日は坂路を63秒6―15秒3で調整。まだ体の完成度は低いが、キビキビとした脚取りは確かな能力に裏付けされたもの。相田助手も「大幅に緩さは残っているが、徐々に良くなっています。先々とんでもない馬になるかもしれません」と素質に太鼓判。「前走はいい瞬発力を見せたし、よくコースを割ってこれた。今回の条件もある程度は問題ないと思います」と言葉に力を込めた。