来年2月のミラノ・コルティナ五輪のスノーボード・ビッグエア(BA)、スロープスタイル(SS)の男子日本代表入りを確実に…
来年2月のミラノ・コルティナ五輪のスノーボード・ビッグエア(BA)、スロープスタイル(SS)の男子日本代表入りを確実にした荻原大翔(ひろと、20)=TOKIOインカラミ=が23日、練習拠点を置く福島・磐梯町の星野リゾートネコママウンテンで練習を公開した。初出場となる五輪へ「両種目で金メダルを獲得できるように」と意気込んだ。五輪で金メダルを獲得すれば同種目の日本男子初の快挙となる。
今年1月に世界で初めて横6回転半する超大技「バックサイド2340メロン」を決めてギネス世界記録に認定された“スピンマスター”。来月2日まで、3歳から練習を重ねてきたネコママウンテンで調整する。本ゲレンデでは、荻原の合宿のためにスペシャルレーンを作成。荻原は「日本国内でこのようなパークを滑れたのは良い経験になった」と満足した表情をうかべた。
その後はW杯、Xゲームズと出場し、2月に初の五輪に挑む。「まずはW杯のスロープスタイルで優勝を。Xゲームズでは昨年同様に世界初、2520(7回転)ができたら良いなとおもっている」と宣言。勢いにのって、初の五輪に挑む。