Jリーグは23日、都内で、25年シーズンのマーケティング領域総括に関するメディア向け説明会を実施した。今季は全カテゴリー…
Jリーグは23日、都内で、25年シーズンのマーケティング領域総括に関するメディア向け説明会を実施した。
今季は全カテゴリーで史上最多の入場者数を記録し、過去最高の年間総入場者数1350万3210人(昨年比108%)と大きな盛り上がりを見せた。
大規模招待プロモーション施策の強化や国立開催試合の強化、注力試合助成金活用、デジタル広告への投資分配強化などで入場者数増につなげた。
来年はリーグにとっても秋春制へのシーズン移行という大きな転換点を迎える。同2月の特別大会「明治安田百年構想リーグ」、同6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米大会を経て、8月のシーズン開幕が待つ。Jリーグの事業マーケティング本部鈴木章吾本部長は「我々にとっては大きな変革の年になります。新しいシーズンが開幕します。第2の開幕と我々は捉えておりますので、新しいJリーグの姿を皆さんにお見せできたら」と語った。
22年W杯カタール大会の事例では、現在欧州リーグに所属する日本代表選手たちのJリーグ時代を動画にまとめて「わが子」を見るような視点でJリーグへの関心を高める施策が当たったという。鈴木本部長は「今回は本当にすごく良いタイミングでW杯の後に我々の開幕がある。みんなで応援する雰囲気とか熱狂をJリーグでも体感できるということを訴求するプロモーションを実施していきたい」。W杯効果も活用しながら、サッカー界全体の機運を高めていく。