日本相撲協会は22日、大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新入幕の朝白龍は東京・墨…
日本相撲協会は22日、大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。新入幕の朝白龍は東京・墨田区の高砂部屋で会見。自身のしこ名が大きく載った番付表を見て「序ノ口に初めて番付に名前が乗った時、めちゃくちゃうれしかったけど、(小さくて)見えなくて。名前が幕内のところにあるのは本当にうれしい。もっと(番付が上の)右側に寄っていきたい」と笑顔を見せた。
拓大を経て、23年初場所で初土俵を踏んだ。今年の名古屋場所で幕下優勝。秋場所で新十両優勝を飾り、西十両2枚目の先場所で10勝5敗を挙げた。十両を2場所で通過し「(高砂)親方の指導がすごく合っているし、応援してくれている皆さんのおかげだと思っている」と感謝した。
モンゴル出身で横綱・豊昇龍、幕内・欧勝馬と同じ飛行機で来日した。「置いていかれた気分」と差を感じていた2人と同じ幕内まで番付を上げてきた。「早く追い付きたい。もっと番付を上げて、彼らと戦って勝ちたい」と闘志を燃やした。夢は豊昇龍と肩を並べること。「てっぺん。横綱までいきたい。目標を大きくした方が番付が伸びる」と高みを見据えた。