「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール) ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバーとして活躍し…

 「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール)

 ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のメンバーとして活躍し、DDTのプロレスラー、武知海青が電撃登場。1・4東京ドーム大会で出場が決まっていたNEVER無差別級6人タッグ選手権試合トルネードランボーで、海野翔太、上村優也と共闘することが決定的となった。

 この日の6人タッグの試合で、暴虐の限りを尽くすHoTから本隊を救出するべく武知が乱入。海野、上村と息ぴったりにトリプルドロップキックを決め、高橋裕二郎を蹴散らした。

 この展開前には、ウルフ・アロンが1・4東京ドーム大会でのデビュー戦、NEVER無差別級選手権試合で激突するEVILとにらみ合った際、ディック東郷に鎖攻撃を受けバックステージに引きずられ姿を消した。そんな衝撃も、武知の登場で、リングは華やかな雰囲気に一変した。

 上村に共闘の意思を確認された武知は「ずっと一緒に戦ってみたいと思っていた。一緒に戦うことはできませんか、お願いします」と直訴。上村に「新日本はカッコイイだけじゃやっていけないですよ」と前置きされた上で了承され「もちろんその覚悟で来ました」と呼応。3人で手を取り合い、共闘が決定的となった。

 バックステージに引き揚げた3人。武知は「あとはやるだけです。二人の力を借りますが、精いっぱい頑張ります」と約束した。「お二人にOKしていただいてうれしい。リングの上で素晴らしい戦いを見せつけたい」と闘志を見せた。

 なお、マスター・ワト&YOH&矢野通&上村優也&海野翔太組と、金丸義信&高橋裕二郎&SANADA&成田蓮&EVIL組の6人タッグ戦は8分2秒、成田が片エビ固めでワトから3カウントを奪った。