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B1東地区所属の仙台89ERSは12月22日、「Bリーグドラフト2026」のユース優先交渉権を行使し、阿部真冴橙とU22登録枠選手として契約を締結したことを発表。これにより2026-27シーズン以降も阿部は仙台でプレーすることが決定した。
現在18歳の阿部は宮城県出身で181センチ74キロのポイントガード兼シューティングガード。これまでに仙台U15、U18チームでプレーし、2023年12月から2024年4月、今年2月から5月および9月から11月にユース育成特別枠選手としてトップチームに帯同。試合への出場経験も持つ。
『インフロニア B.LEAGUE U18 ALL★STAR GAME 2026』ではチームJADEのキャプテンも務める阿部は、以下のように意気込みを送った。
「来シーズンから、U22契約で仙台89ERSに加入させていただくことになりました、阿部真冴橙です。高校1年生の時からユース育成特別枠として仙台89ERSに在籍してきましたが、プロ選手としてこのクラブに加入できることを大変嬉しく思っています。クラブ初のユース出身選手として、このような機会をいただけたことに感謝し、誇りを持ってプレーしていきたいです。また、Bプレミアという日本のトップリーグの舞台でプレーできることは、自分にとって非常に貴重な経験になると感じています。長くバスケットボールを続けていくためにも、日々多くのことを吸収し、一歩一歩成長していきたいです。黄援よろしくお願いいたします」
また、仙台は以下のようにコメントを寄せている。
「このたび、2026年秋に開幕する新リーグ『Bプレミア』を闘う仙台89ERSとして、最初の選手発表を行うことができ、大変嬉しく思います。
まずは、阿部選手のこれまでの歩みを最も近くで支えてこられたご両親をはじめとするご家族のみなさまに、心から感謝申し上げます。今回のクラブからのオファーに際し、期待と不安が入り混じる中でも、阿部選手ご本人の意思を尊重し、新たな挑戦を後押ししていただいたことに、深く感謝申し上げます。さらに、阿部選手の成長をサポートしてこられた宮城県内外の多くの指導者のみなさま、仙台89ERSアカデミー・ユースチームのコーチのみなさま、そして将来を見据え、日頃から多大なるご理解とご協力をいただいている学校関係者のみなさまにも、改めて御礼申し上げます。
阿部選手は、クラブとして初となるU22登録枠選手であり、ユースからプロ契約を勝ち取った初の生え抜き選手です。
ユース世代で数多くの実績を積み重ねてきた宮城県出身の阿部選手が、さらに高いステージへと歩みを進めていけるよう、クラブとして今後も全力でサポートしてまいります。
ナイナーズファミリーのみなさま、新たなステージで挑戦を続ける阿部選手、そして今シーズンもともに歩むチームへの、より一層の黄援をよろしくお願いいたします」