プロバスケットボールリーグB1・広島ドラゴンフライズが、家庭で余った食品を集め、必要な人へ届ける「フードドライブ」の取…
プロバスケットボールリーグB1・広島ドラゴンフライズが、家庭で余った食品を集め、必要な人へ届ける「フードドライブ」の取り組みを始めた。広島市内であった試合の会場で11月に食品を集めた。12月も会場で食品を集める予定だ。
対象の食品は賞味期限が2カ月以上先で、常温保存できる未開封のもの。ドラフラは試合前、食品の持ち寄りをファンに呼びかけ、市内で試合があった計3日間で米やレトルトカレー、お菓子などを集めた。
ドラフラはこのうち一部を、困窮世帯に食品を配るNPO法人ジャパンハーベスト(岡山県吉備中央町)に渡した。浦伸嘉(のぶよし)社長は「ブースター(ファン)やスポンサーと連携して、社会課題を解決するのも我々の責務の一つ」と話す。
今回はコンビニ大手ファミリーマートの協力を得て実施した。ファミマは全国約4900店でフードドライブを実施している。
ドラフラは12月27、28日も、試合会場となる広島サンプラザホール(広島市西区商工センター3丁目)で食品を集める。(相川智)