◆第20回阪神カップ・G2(12月27日、阪神競馬場・芝1400メートル) 第20回阪神カップ・G2は12月27日、阪神…
◆第20回阪神カップ・G2(12月27日、阪神競馬場・芝1400メートル)
第20回阪神カップ・G2は12月27日、阪神競馬場の芝1400メートルで行われる。
ナムラクレア(牝6歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は、昨年のこのレースで直線一気の差し切り勝ちを決めた。6歳の冬を迎えたが、今年はこれがまだ4戦目。昨年同様に、スプリンターズステークス3着からの臨戦だが、栗東・坂路で好時計を出しており、フレッシュな状態で出走できそう。連覇の可能性は高い。
フォーチュンタイム(牡4歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父グレーターロンドン)は、前走のオーロカップを勝利した。スタートはひと息だったが、直線での伸びは鋭く、一気に抜け出した。重賞は過去2回挑戦して〈5〉〈9〉着だが、本格化を示した今ならここでも楽しみだ。
スプリンターズステークスで頭差の2着だったジューンブレア(牝4歳、栗東・武英智厩舎、父アメリカンファラオ)は24年の報知杯FR(13着)以来となる1400メートルがカギになる。ただ、今の充実ぶりなら克服できそう。調教の動きも引き続きいい。
昨年のスワンSを勝ったダノンマッキンリー(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎、父モーリス)は気性的に難しく、むらがあるタイプだが、はまった時の末脚は強烈。前走のスプリンターズステークスは前残りの展開だったが、後方から差を詰めて0秒4差の6着。流れが味方すれば浮上してくる。