伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第13…
伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第13回は3年連続56回目出場の神奈川大。
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前回箱根を走った10人全員が、今回も登録メンバー入りを果たし、経験値は十分だ。中野監督も「去年はなんとか箱根に出るチーム、今年は箱根で戦うチーム」と1ランク上を強調する。
往路は酒井主将、宮本の4年生コンビの1、2区起用が有力。宮本は「2区で神奈川大記録を目指す」と15年度に前マラソン日本記録保持者のプロランナー鈴木健吾(30)が記録した1時間7分17秒の更新を狙う。復路でも指揮官が「14、15番手まで選手層はだいぶ厚みを増した」と6区有力の大岩をはじめ、誰が出ても計算が立つメンバーがそろった。
「目標はチーム最速タイム(21年度・11時間0秒00)でシード権獲得」と宮本。9年ぶりのシード獲得は現実味を帯びている。