阪神・中野拓夢内野手(29)が20日(日本時間21日)、優勝旅行先の米ハワイで村上にエールを送った。前選手会長として新…

 阪神・中野拓夢内野手(29)が20日(日本時間21日)、優勝旅行先の米ハワイで村上にエールを送った。前選手会長として新会長に右腕を指名。「村上がこれだけの成績を残して誰も何も言う人はいない」と、満場一致の選出だったと説明。佐藤輝、才木ら中核を担う世代の代表として、リーグ連覇を目指すチームの先頭として期待する。

 直近でさかのぼっても中野、近本、梅野、狩野…野手が長く同職を担い、投手の就任は2代目だった小林繁以来45年ぶり3人目。特に先発投手の登板は週に一度。難しさもあるが「投手の方が今は若い選手、軸になってチームを引っ張ってくれている」と選出理由を明かす。

 チームの代表として各イベントでのあいさつや、選手会役員としてNPBとの折衝など、グラウンド内外で多忙を極める。それでも「選手会長として優勝。胴上げもしてもらった。やってきてよかった」と中野。最大のゴールはリーグ連覇、日本一奪回。熱き思いとともにバトンを託す。