FA宣言し西武に移籍する桑原将志外野手(32)は、新天地では両翼を任されそうだ。西口文也監督(53)が21日までに「レフ…

FA宣言し西武に移籍する桑原将志外野手(32)は、新天地では両翼を任されそうだ。西口文也監督(53)が21日までに「レフトかライトか。桑原くんにも(センターとは)違うところ、というのは言っています」と明かした。

桑原はDeNAではセンターで長く活躍してきた。一方で西武は今季、西川愛也外野手(26)がセンター固定で大きく飛躍し、ゴールデングラブ賞も初受賞。その上での桑原獲得はサプライズ補強となったが、指揮官はあくまでも桑原を両翼でイメージする。「外野ならどこでも守れるし、打率(今季2割8分4厘)もうちに来たら上の方。楽しみです」と話す。

レフトかライトかは「他の選手との兼ね合いもあるから、どっちがいいか、いろいろな人と話して」と現時点で定めてはいない。例えば今季ライトで再三の好守を見せた長谷川がスタメン出場するならば、桑原はレフトで-。幅広い運用が考えられる。西口監督は「ああいう雰囲気を持った選手は、うちにはいないタイプ。どんどん個性を発揮してもらいたい思いはあります」と変わらず“ガッツマン”のスタイルへ期待を寄せている。【金子真仁】