メジャー移籍を目指しヤクルトからポスティングされた村上宗隆内野手(25)が、ホワイトソックスと2年3400万ドル(約52…

メジャー移籍を目指しヤクルトからポスティングされた村上宗隆内野手(25)が、ホワイトソックスと2年3400万ドル(約52億7000万円)で契約したと21日(日本時間22日)、ESPNのジェフ・パッサン記者がXで伝えた。すでに身体検査をパスし、契約を終えているという。翌22日(同23日)が交渉期限だった。

同記者によると、村上は一塁で起用される見込み。さらに「村上の空振りの多さと守備への不安が、獲得への意欲を消極的にさせた。低い年俸での長期契約ではなく、短期契約を選択した村上は、FAとなる27歳までの2年間で懸念材料を拭い去る機会を得る」と伝えた。当初は1億8000万ドル(約279億円)規模の大型契約も予想されていたが、短期で契約して結果を残し、27年オフにFAとなり大型契約を目指す。

ホワイトソックスは21年にホセ・アブレイユらを擁して地区優勝を果たしたが、23年は101敗、昨季は近代野球史上ワーストの121敗を喫し、今季は60勝102敗で地区最下位に沈んだ。主力を相次ぎ放出し、現在はチーム再建に着手している。過去には、今季まで村上を指揮した高津臣吾氏や井口資仁氏らが所属した。