◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 最終日(21日、東京・代々木第一体育館) アイス…

◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 最終日(21日、東京・代々木第一体育館)

 アイスダンスのフリーダンスが行われ、リズムダンス1位の吉田唄菜、森田真沙也(木下アカデミー)組が103・51点、合計172・29点で連覇を果たした。来年2月のミラノ・コルティナ五輪団体戦への選考基準を満たしているのは「うたまさ」のみ。今大会を滑りきり、初の代表が確実となった。

 吉田は「ほっとしているのと、うれしい気持ちでいっぱい。今季はフリーダンスで悔しい思いをたくさんしてきたので、この全日本という大きな舞台でいい演技ができてうれしい。これからもっと2人で強くなっていきたい」と振り返った。森田は「ここからもっと点数を伸ばしていくために練習を積んでいきたい。僕たちはまだまだ発展途上のカップル。日本の中でも下から追い上げてきているけど、目指すのは世界のトップ。そこは曲げずにもっと貪欲に上を目指していきたい」と喜びを語った。

 ミラノ五輪ではメダルが期待される団体戦の一員として戦う。「チームに貢献できるような演技をしたい。少しでもアイスダンスで上の順位に食い込めるように頑張りたい」と吉田。森田も「シングルの男女、ペアの選手と一緒に戦えるので、すごく心強い。チームに貢献できていると感じられるような演技をしたい」と続けた。