箱根駅伝優勝13回の名門、早大は21日、26年度の入部予定者を発表した。この日、京都で行われた全国高校駅伝・男子第76…
箱根駅伝優勝13回の名門、早大は21日、26年度の入部予定者を発表した。この日、京都で行われた全国高校駅伝・男子第76回のエース区間「花の1区」(10キロ)で、昨年に千葉・八千代松陰の鈴木琉胤(るい、現早大1年)がマークした日本人最高記録(28分43秒)を大幅に更新する28分20秒で区間賞を獲得した福島・学法石川の増子陽太(3年)、同2位で従来の記録を超える28分40秒で走破した兵庫・西脇工の新妻遼己(3年)、28分52秒で同3位だった鳥取城北の本田桜二郎(3年)の上位3人がそろって早大スポーツ科学部に進学予定。29分37秒で区間14位だった千葉・八千代松陰の上杉敦史(3年)も早大スポーツ科学部に進む予定。
今季の第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で早大は、エースの山口智規(4年)、5区区間賞候補の「山の名探偵」工藤慎作(3年)、スーパールーキー鈴木らを中心に、学生駅伝3冠を達成した10年度(箱根駅伝は11年1月)以来の15年ぶりの優勝を狙う。来季、エースの山口智規は卒業するが、工藤、鈴木に加え、来季のスーパールーキー3人衆で第103回箱根駅伝(27年1月)ではさらに強力な布陣が組めそうだ。黄金時代の到来も期待される。