◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル、重) 2歳マイル王決定戦…
◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル、重)
2歳マイル王決定戦は14頭立てで争われ、2番人気でクリスチャン・デムーロ騎手騎乗のカヴァレリッツォ(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)が、直線抜け出し、G1タイトルを獲得した。Cデムーロ騎手は当レース初勝利。吉岡調教師は初勝利。勝ち時計は、1分33秒2。
叔父に2020年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制したサトノフラッグ。2020年の阪神JF、21年の桜花賞で2着のサトノレイナスがいる血統馬で、8月の中京でデビュー。4角6番手から抜け出して、5馬身差の圧巻の勝利を飾った。
2戦目となった前走のデイリー杯2着Sは、2着に敗れたがゴール前では、勝ち馬アドマイヤクワッズとの壮絶な一騎打ちを展開。外へ逃げた分、頭差及ばなかったが、大一番でその雪辱を果たすとともに、初のタイトルをつかんでみせた。
2着は5番人気のダイヤモンドノット(Cルメール騎手)、3着は1番人気のアドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)だった。
クリスチャン・デムーロ騎手(カヴァレリッツォ=1着)「スタートを普通に出て、中団からの競馬をした。内がごちゃついていたけど、内を突いたら伸びてくれた。クリストフの馬が前にいて、それをキャッチできるか不安だったが、しっかり伸びてくれた。前走は若さを見せたが、厩舎やノーザンファームのおかげでG1でも走れるようになった。チーム力の勝利だと思います」