◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル) 2歳マイル王決定戦は1…

◆第77回朝日杯フューチュリティステークス・G1(12月21日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 2歳マイル王決定戦は14頭立てで争われ、5番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のダイヤモンドノット(牡、栗東・福永祐一厩舎、父ブリックスアンドモルタル)は2着に終わった。好スタートから逃げると、直線途中まで先頭。だが、最後にカヴァレリッツォに差されてしまった。ルメール騎手は当レース15度目で初勝利を狙ったが、来年以降に持ち越された。

 同馬は3戦目で勝ち上がると、10月のもみじS(オープン)で2着。前走の京王杯2歳S・G2では、ルメール騎手を背に2番手から抜け出し、3馬身差の快勝。6戦目でのG1制覇を目指していた。

 勝ったのは2番人気でクリスチャン・デムーロ騎手騎乗のカヴァレリッツォ(牡、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)で、勝ち時計は、1分33秒2。3着は1番人気のアドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)だった。

 クリストフ・ルメール騎手(ダイヤモンドノット=2着)「逃げて、いいリズムで走れました。手応えは良かったですが、馬場と最後の坂ですね。距離はギリギリ。良馬場なら(そのまま)ゴールまで行っていたと思うけど…。それでも精いっぱい走ってくれました」