◆バレーボール ▽全日本選手権(天皇杯・皇后杯) 最終日 大阪M 3―2(26―24、16―25、33―31、24―26…
◆バレーボール ▽全日本選手権(天皇杯・皇后杯) 最終日 大阪M 3―2(26―24、16―25、33―31、24―26、17―15)NEC川崎(21日、京王アリーナ東京)
女子は大同生命SVリーグ昨季女王で今季4位の大阪Mが、1984年以降の記録で5大会ぶり2度目の優勝を飾った。決勝でリーグ首位のNEC川崎を約3時間にも及ぶ死闘の末、フルセットで破った。
2―2の最終セットは11―14とチャンピオンシップポイントを握られたが、大阪Mは執念の粘りを見せた。得点源の林琴奈がレフトからスパイクを決め、14―14からはサービスエースを突き刺した。最後は田中瑞稀主将の強打で勝利を決めた。一方のNEC川崎は、1―2の第4セットで先に大阪Mにチャンピオンシップポイントを握られたが、追いついて最終セットに持ち込んだ。しかし最後は15―17で取られ、昨季リーグ決勝で敗れた相手にまたしても一歩及ばず。敗戦後、円陣の中でエース・佐藤淑乃は涙を流した。