DeNA・橋本達弥投手が21日、入江大生投手とともに横浜市の学習塾「臨海セミナー」で特別授業「夢の叶え方2025」に講…
DeNA・橋本達弥投手が21日、入江大生投手とともに横浜市の学習塾「臨海セミナー」で特別授業「夢の叶え方2025」に講師として出席した。受験生を含めた子どもやその親らを対象に、熱いトークを繰り広げた。
兵庫県有数の進学校・長田高出身で、慶大を経てプロ入り。野球と勉強の文武両道を成し遂げてきた橋本は「朝5時に起きて始発に乗り、グラウンドで朝練をして。終わったら授業の予習。授業が終わったら3時間練習して、その後に塾に行って、深夜まで勉強。4時間睡眠でした」と高校時代を述懐。「理系で数学、物理が好きでしたが、暗記とかしないといけないものは苦手で。僕はダイニングで勉強をやっていたんですが、勉強を日常から離さないことが大事」と勉強方法についてもアドバイスを送った。
幼い頃の夢は「建築家」だったというが、高校3年の夏に報徳学園・小園(現広島)を4打数無安打に抑えた好投が人生の転機となった。「あれからスカウトの方にも注目してもらえるようになって。もしかしたら、何かしらプロにかするようなことがあるのかも、と意識するようになった」。プロ野球選手を現実の目標として志すようになり、AO入試で慶大受験を決意。それが現在につながっている。
橋本は「勉強の先にある、何かやりたいことのために勉強すると思う。好きなことをやるために勉強する、手段みたいなところ」と受験に臨む子どもたちにエールを送った。