朝日杯フューチュリティSが行われる12月21日の阪神競馬場は、朝からの断続的な雨で芝コースは稍重でスタート。レース開始…

 朝日杯フューチュリティSが行われる12月21日の阪神競馬場は、朝からの断続的な雨で芝コースは稍重でスタート。レース開始前は4コーナー付近がやや荒れている程度で、直線は前日までと同様に絶好のコンディションを保っていたが、5Rから重馬場に。今後も雨は降り続く予報で、馬場の変化には注意が必要だ。

 午前中の唯一の芝レースだった3R・2歳未勝利(芝1800メートル)はエイズルブルームが、4角11番手から馬場の真ん中を力強く脚を伸ばして勝利。勝ち時計は1分47秒5は、先週14日に行われた同舞台の2歳未勝利の勝ちタイムからは1秒1遅く、雨の影響で時計はかかるようになっている。

 「この馬に向く馬場状態でしたね」と振り返った松山弘平騎手。「雨の影響は出てきていると思います。現在は内外の差はないですが、レースを重ねるごとに内が荒れてくるのではないでしょうか」とジャッジ。5、6、7Rで芝レースが組まれており、馬場の変化には注意が必要だ。

 人気馬では稍重での勝利経験があるリアライズシリウスが外めの13番枠。12番枠もアドマイヤクワッズも馬場のいい外めを運べそうで、有利な印象だ。