豪州のウィンターリーグで21試合3本塁打16打点と活躍した巨人・石塚裕惺(C)産経新聞社 巨人・石塚裕惺が現地時間12月…

豪州のウィンターリーグで21試合3本塁打16打点と活躍した巨人・石塚裕惺(C)産経新聞社
巨人・石塚裕惺が現地時間12月20日、豪州ウィンターリーグの“有終の美”で飾った。11月からアデレード・ジャイアンツの一員として参加。最終戦となったシドニー・ブルーソックス戦のダブルヘッダーの第2試合に「1番・遊撃」で出場。同点の9回二死三塁から外角直球を右前に運び、決勝適時打とした。
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今回のウィンターリーグでは、21試合に出場し、打率.318を記録。3本塁打、16打点はリーグトップの2冠。13四死球を選び、出塁率.420、長打率.447でOPS.867だ。
11月28日に中越えに1号を放つと、今月7日の2号は逆方向への右越え。13日の3号も右中間フェンスを越えた。19歳にして、驚愕のパワーとテクニックを秘めている。
巨人では今季限りで長野久義が現役引退。そして、主砲の岡本和真がポスティングシステムでのメジャー移籍を目指している。球団の顔である2人の右打者が抜ける中、G党は石塚の活躍に大盛り上がりだ。
SNS上には「坂本みたいな内角打ち、長野みたいな右方向への一発、岡本みたいに打点も稼げる」「はい素晴らしい!いつでも出来る右打ち」「ジャイアンツの未来は明るい」などと、期待を込めたコメントが相次いでいる。
石塚は花咲徳栄高(埼玉)時代に高校通算26本塁打をマーク。昨年のドラフト会議で巨人に1位入団した。プロ1年目は故障離脱もあったが、2軍では遊撃と三塁を守り、55試合で打率.327、3本塁打、OPS.891の成績を残した。9月には1軍昇格を果たし、プロ初安打を放った。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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