◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 最終日(21日、東京・代々木第一体育館) ペアフ…
◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 最終日(21日、東京・代々木第一体育館)
ペアフリーに向けての公式練習が午前に行われたが、ショートプログラム(SP)1位の三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組は開始までに姿を現さなかった。
20日のSPでは6分間練習で三浦が左肩を脱臼。トレーナーの手当を受け、最後まで滑りきった。国際スケート連盟非公認ながら、世界歴代最高の84・91点をマークしていた。「自分たちがやってきたことを出せるように」とフリーは棄権せず出場する意向を示していたが、曲かけ練習がスタートしてもリンクには姿が見えなかった。
来年2月のミラノ・コルティナ五輪代表選考を兼ねる今大会。代表権獲得には今大会の参加が必須だが、規定では「過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権に参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見つつ、選考することがある」とされている。「りくりゅう」は22年シーズンと昨季の世界選手権で優勝。今季もグランプリファイナルで優勝しており、フリーを棄権しても、五輪代表が決定的となっている。フリーは午後3時39分に滑走予定。