ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(25)の交渉期限が迫る中、契約金が当初の見込みより…

ヤクルトからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す村上宗隆内野手(25)の交渉期限が迫る中、契約金が当初の見込みより大幅に下がる可能性があると、米メディアが20日(日本時間21日)伝えた。村上の交渉期限は米東部時間22日午後5時(同23日午前7時)となっている。

2022年に日本人選手としては史上最多の56本塁打を記録した村上は「日本のベーブ・ルース」と呼ばれ、当初は契約金が総額で1億8000万ドル(約279億円)超えの予想も出ていた。だが守備の不安や三振の多さなどが指摘され、ここまで村上の獲得に動く球団の情報はほとんど流れないまま。市場が静まり返っている中で、契約は当初の予想より半額以下になるとの見方も出ている。

シカゴのスポーツ専門ラジオ局「670 The Score」のベテランリポーター、ブルース・レバイン氏はこの日の番組で「ムラカミは間もなく契約が決まるだろうが、カブスが動いているという話は聞かないし、カブス入りはないだろう。だがホワイトソックスの話は少し聞いているし、可能性はあると思う。彼はタツヤ・イマイのような他の大物日本人選手のように高額にはならない」と話した。米SNSではロッキーズなど他の小規模チームの可能性も流れ始めており、迫った交渉の行方が注目される。