阪神大山悠輔内野手が19日に31歳の誕生日を迎えた。時差19時間のホノルルでは1日遅れとなったが、南国らしい色とりどりの…
阪神大山悠輔内野手が19日に31歳の誕生日を迎えた。時差19時間のホノルルでは1日遅れとなったが、南国らしい色とりどりのケーキを前に誓いを立てた。
「毎年一緒なんですが、全部レベルアップしないといけない。チームは最高の結果でしたけど、個人としてはやっぱり悔しいシーズン。まだまだやらないといけないし、全てにおいてもう1度しっかりやる必要があると思って、練習をしています」と語った。
大きな体の変化はまだ感じていないが食事、トレーニングなどあらゆる面で準備を進めている。テーマは進化とチャレンジだ。根底にあるのは矢野元監督の言葉。「まずはやってみる。そこで自分に合う合わないを選択する」と言われたことがあった。「ここからもう1度伸びる可能性はあると思う。まだまだ、自分を信じて。何かを変える、チャレンジしていかないといけない」と決意を込めた。
入団時には福留、鳥谷ら息長く活躍する超一流のベテランがいた。先輩たちの行動は記憶しているが、自分に最も必要なことを探り続けている。「40歳を超えても活躍している方というのはたくさんいらっしゃる。参考にできるところはして、でも自分にしか分からない感覚もあるので大切にしたい。自分の体に合う合わないって必ずあると思います」とトライ&エラーの構えで貪欲に取り組む。
ハワイでの充電が終われば、またすぐ準備の日々が始まる。若い選手が続々と加入してくるが、ニュー大山となって立ちはだかる。