◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館) 男子フ…

◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の佐藤駿(エームサービス・明大)は188・76点と巻き返し、合計276・75点で2位に入り、ミラノ・コルティナ五輪代表入りを確実にした。佐藤の会見での主な一問一答は以下の通り。

 ―全日本選手権を終えて、今の気持ち。

 「今大会、本当に懸ける思いが強かったので、初めて全日本で表彰台に乗れたことが、本当にうれしいですし、苦しいシーズン始まりではあったんですけど、ここまで頑張ってきて、本当に良かったなと思います」

 ―鍵山優真、三浦佳生と一緒に表彰台に上がって。

 「今は夢のようだなと思っているんですけど。3人で表彰台に乗りたいねって話はずっとしていたので、それがかなってうれしかったですし。そこまでは全然実感がわいてこなかったんですけど、呼ばれて真ん中であいさつをしたら、乗ることができたんだなと実感がわいてきて込み上げてきました」

 ―表彰式に向かう時の涙の理由は。

 「一番はやはり3人で乗れたというのが大きいですし、観客の方の声援も温かかったので、感動しました。自分も9回目の出場で全日本で表彰台に乗ることができたので、本当にうれしいです」

 ―全日本選手権を通して、メンタル面で次戦へ手応えを得た部分。

 「次の試合はどこになるのかはまだ分からないけど、ファイナルと全日本を含めて、自分の中ですごいメンタルが強くなったなと実感しているので、次の大会でも強い気持ちで、同じような気持ちで臨めたらいいなと思っています」