<WEリーグ:仙台0-0大宮>◇20日◇第14節◇宮城・ユアテックスタジアム仙台マイナビ仙台レディースがRB大宮アルディ…
<WEリーグ:仙台0-0大宮>◇20日◇第14節◇宮城・ユアテックスタジアム仙台
マイナビ仙台レディースがRB大宮アルディージャWOMENとスコアレスドロー。ウインターブレーク前最後の年内最終戦でリーグ戦4連勝には届かなかった。
前半を終え、サイドからの前進を狙うように軌道修正をした後半8分。DF石坂咲樹(22)の左サイドからのクロスに、FW矢形海優(25)がシュートを放ちネットを揺らすも、オフサイド。終了間際も、抜け出した矢形が右サイドからゴール前のFW津田愛乃音(18)にパスを出すもGKの手におさまった。
須永純監督(50)は「決定機をつくれるところまでは行きましたが、決定機を生かすところに課題が残ってしまった」と悔やんだ。ゴールまであと1歩と迫った矢形も「最後まで(相手の守備)ラインを見て動き出すことや、キーパーの位置、動きを最後まで見ることができたらアシストもゴールにつながったと思う。そういう部分で自分自身を見つめ直していきたい」と話した。
14試合を終え6勝6分け2敗で4位。最下位の昨季からは大きく前進をみせるも、目標の3位以内には届かず。矢形は「まだまだ上にいけたと思うので、率直に悔しい」と振り返る。一方で、「積み上げてきたこと、アグレッシブさ、守備の強度、チャレンジすることはできていたので継続して、よりもっとゴールに向かう姿勢を出して、必ず3位に食い込めるようにチーム一丸となっていきたい」と前を向いた。このウインターブレークでゴール前の精度を上げ、勝ちきる力を蓄えていく。【高橋香奈】