◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館) 男子フ…

◆フィギュアスケート 全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第2日(20日、東京・代々木第一体育館)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)4位の友野一希(第一住建グループ)は141・74点、合計229・74点で大会を終えた。

 冒頭の4回転トウループで転倒、続くトウループ、サルコーの4回転でも着氷が乱れた。演技後は笑顔を見せたが、平池コーチに出迎えられると涙があふれた。

 「今季は泣いてばかりだけど、今日はポジティブな涙。こんなに自分を信じてきってやれた試合はない。人として成長できる素敵な4分間だった。一生忘れることがないと思う」と口にした。

 ミラノ・コルティナ五輪代表入りを目指して今季を戦ってきた。「ここまで一つの目標に向かってやったのは初めてじゃないかな。これからもそうやってたくさん大きい目標を口にしながら、競技としては分からないけど、友野一希というスケーターとしては終わらない」と語った。