有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)に登録しているビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康…

 有馬記念・G1(12月28日、中山競馬場・芝2500メートル)に登録しているビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父エピファネイア)は左前脚のフレグモーネのため、回避することが12月20日、分かった。

 この日、坂口調教師は「左前脚のフレグモーネのため、有馬記念への出走を見合わせます。来週中にノーザンファームしがらきに戻します。投票していただいた皆さんには大変、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメントを出した。

 今年はサウジアラビアG2のレッドシーターフハンデを制し、天皇賞・春では2着。秋はフランスに遠征し、フォワ賞を制覇。凱旋門賞では日本馬最先着の5着になっていた。帰国後は香港遠征を見送り、有馬記念に向けて調整していたが、来年に向けて仕切り直しとなった。

 有馬記念の登録メンバーでヘデントールは年明けからの始動を予定しており、スティンガーグラスも回避。ビザンチンドリームの回避が決まったことで、繰り上がりでアラタ(牡8歳、美浦・和田勇介厩舎、父キングカメハメハ)が出走可能となった。