2023年の皐月賞(G1)などに優勝したソールオリエンス(牡5・美浦・手塚貴久厩舎)が、12月19日付で競走馬登録を抹…

 2023年の皐月賞(G1)などに優勝したソールオリエンス(牡5・美浦・手塚貴久厩舎)が、12月19日付で競走馬登録を抹消した。今後は北海道沙流郡日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定だ。

 ソールオリエンスは2020年4月4日生まれで、父キタサンブラック、母スキアという血統。馬主は有限会社社台レースホース。3歳時の2023年京成杯(G3)で重賞初制覇を果たすと、続く皐月賞では道悪馬場をものともせず、豪快な末脚でクラシックタイトルを獲得した。

【皐月賞】横山武「この馬の強さは僕が1番知っている」ソールオリエンスが無敗の皐月賞馬に

G1戦線で活躍

 JRAでの通算成績は16戦3勝、獲得賞金は5億8166万1000円(付加賞含む)。世代屈指の実力馬として、常に高い注目を集める存在だった。

 競走馬としてのキャリアに区切りをつけたソールオリエンスは、今後は種牡馬として次世代へ血を継承していく。父キタサンブラック譲りのスタミナと末脚を伝える存在として、産駒の活躍に大きな期待が寄せられる。