<フィギュアスケート:全日本選手権>◇19日◇東京・代々木第一体育館◇女子ショートプログラム(SP)女子は、大会5連覇が…
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇19日◇東京・代々木第一体育館◇女子ショートプログラム(SP)
女子は、大会5連覇が懸かる坂本花織(25=シスメックス)が79・43点で首位スタートを切った。
完成度の高い演技を披露し、国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、中井亜美(TOKIOインカラミ)の持つ今季SP世界最高得点78・00点を1・43上回る高得点をマーク。得点が発表されると「惜しい!」と口にしながらも何度もうなずき、笑顔を見せた。
試合前は「不安がすごく大きかった」と言うが「何とか試合までに自分らしい演技ができるまで落ち着いていた」と納得の表情。フリーへ「あとはやり切るしかない。自分を信じてあげることしかできないので、そこは裏切らないように頑張りたい」と意気込んだ。
ジュニアグランプリ(GP)ファイナルで史上初の4連覇を果たした島田麻央(17=木下グループ)は、0・1点差の79・33点の2位で首位を追いかける展開。坂本とともに、来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場へほかをリードしている中井亜美(TOKIOインカラミ)も、77・50点の3位と高順位につけている。
フリーは21日午後4時45分開始。
上位成績は以下の通り。
<1>坂本花織(シスメックス) 79・43点
<2>島田麻央(木下グループ) 79・33点
<3>中井亜美(TOKIOインカラミ) 77・50点
<4>千葉百音(木下グループ) 74・60点
<5>岡万佑子(木下アカデミー) 73・20点
<6>渡辺倫果(三和建装/法大) 71・36点