J2熊本は19日、FW神代慶人(18)がドイツ1部フランクフルトへ完全移籍すると発表した。神代はクラブを通じて「今回の…
J2熊本は19日、FW神代慶人(18)がドイツ1部フランクフルトへ完全移籍すると発表した。神代はクラブを通じて「今回の移籍はとても難しい決断でしたが、自分の夢を達成するために移籍という決断をしました。これからはアカデミー選手の目標となれるように世界で闘ってきます」とコメントした。
下部組織在籍中の2023シーズン終了後にプロ契約を結ぶと、昨年3月20日の仙台戦で16歳4か月の若さでプロデビュー。10日後の千葉戦ではプロ初得点を決め、J2の最年少得点記録(16歳5ヶ月5日)を更新した。高い技術を誇り、今季はリーグ戦21試合で8得点2アシストを記録。J1を経由せずに海を渡る。
フランクフルトではU―21のチームで主にプレーすることになる。同チームは日本代表MF堂安律が在籍しており、18日にはDF小杉啓太(19)の加入も発表。下部組織のコーチを務める長谷部誠さんのもと、ともにプレーすることになる。クラブの公式サイトによると、スポーツダイレクターのティモ・ハルドゥング氏は「神代慶人は、若くしてシニアでのサッカーの経験を積んでいる、非常に才能のあるストライカー。ヨーロッパ、そしてブンデスリーガへのステップは大きなもの。だからこそ、まずは彼を慎重に育成し、適応させることに注力していきます」と語っている。