男子プロゴルフツアーで今季初開催された「前沢杯」が来年も行われることが19日、発表された。来年4月13~26日に実業家…
男子プロゴルフツアーで今季初開催された「前沢杯」が来年も行われることが19日、発表された。来年4月13~26日に実業家の前沢友作氏が所有するプライベートコースのMZ・GC(千葉・睦沢町)で開催される。
今季に続き、国内ツアー唯一の2週間開催となる。13~22日に最大10日間にわたるプロアマ戦を実施。プロアマ参加券は1日最大50組、1組100万円(参加者最大3人、同伴者最大3人で参加可能)で販売され、参加者は一緒にプレーするプロ選手をオークション入札方式で指名することができる。
大会は23日から4日間、予選カットなしで開催。賞金総額は最大2億円、優勝賞金4000万円となる予定。ラウンドガールがプロアマ、本戦の全組に同行し、スコアボードを持って参加者や選手を盛り上げる。前沢氏所有のハイパーカーの展示などで会場を華やかに彩る。
前沢氏は「前沢杯は、“男子ゴルフ界にもっと活気を”という想いと、“経済の回る大会”という新しい仕組みへの挑戦から誕生しました。初年度は、プロアマオークションによる収益を賞金に還元する仕組みや、異例の10日間にわたるプロアマ戦を実施し、大きな反響をいただきました。多くのファンの皆さまに支えられ、プロアマ収益は3億円を超え、賞金総額2億円を実現できました。一方で、初年度は約4・5億円の赤字という課題もありましたが、『挑戦なくして進化なし』と信じ、次につなげるための大きな学びとなりました。そしてこのたび、多くのご支援を受け、26年も開催する運びとなりました。本年も10日間にわたるプロアマ戦を実施し、さらなる新しい企画にも挑戦してまいります。ゴルフを愛する皆様とともに、私たちはこれからも批評を恐れず新たな試みに挑み、男子ゴルフの未来を切り開きながら、選手に、ファンに、そして業界全体に新しい価値を還元していきたいと考えています。ぜひこの挑戦にご一緒いただき、男子ゴルフ界をさらに盛り上げていければ幸いです」とコメントした。