◇フィギュアスケート全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日東京代々木第一体育館) 26年ミラノ…
◇フィギュアスケート全日本選手権 兼ミラノ・コルティナ五輪最終選考会 第1日(19日東京代々木第一体育館)
26年ミラノ・コルティナ五輪の日本代表を決める全日本選手権が開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、初優勝を目指す佐藤駿(エームサービス・明大)は87・99点だった。
最初の4回転ルッツが3回転になり、勢いをつけられず。その後のジャンプはすべて決めたものの、得点は伸びなかった。「いつもと入りのタイミングが合っていないなと感じて飛ぶ瞬間にやばいなと思ってしまって、トリプルに回転を戻した。判断としては良かった。空中で上がってやばいと思って切り替えました。意外と冷静でした」と好判断でピンチを乗り越えた。
今季グランプリシリーズで中国杯を制し、NHK杯で2位と連続表彰台。GPファイナルは鍵山優真に続く3位で、五輪選考で有利となる日本勢上位2人に入った。昨季は7位と苦杯をなめた全日本、五輪をかけた大舞台での雪辱を誓う。男子フリーは20日に行われる。