男子テニスで世界ランク44位のG・ディミトロフ(ブルガリア)は18日に自身のSNSを更新し、ダニエル・バルベルデュ氏と…

男子テニスで世界ランク44位のG・ディミトロフ(ブルガリア)は18日に自身のSNSを更新し、ダニエル・バルベルデュ氏とのコーチ関係を終了したことを発表した。
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34歳のディミトロフは、これまでにシングルスで9度のツアー優勝を飾っている。
今季は7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦で胸筋を負傷し、途中棄権を余儀なくされた。この試合では、当時世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)を相手に6-3, 7-5と2セットを先取し、第3セットも2-2とするなど、勝利目前まで迫っていた。
その後、負傷の影響でツアーから離脱していたディミトロフは、10月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で約3ヵ月ぶりにツアーへ復帰。同大会では1回戦を勝利で飾ったものの、2回戦を棄権し、今季を終えることとなった。
2回戦を棄権した後、ディミトロフは「自分のコンディションを確認し、僕自身とチームの努力が正しい方向に進んでいることを証明できたことを誇りに思う。2026年に待っている新たな挑戦とチャンスを楽しみにしているよ!」とコメントし、負傷を乗り越えチームとともに次のシーズンへ向かう姿勢を示していた。
しかし今回、長年タッグを組んできたバルベルデュ氏とのコーチ関係終了を発表。新シーズンを前に、ディミトロフは新たな体制で次のステップへ進む決断を下した。
「8年間!コートの内外であなたと共に過ごした時間は本当に素晴らしい旅だった。たくさんの学び、笑い、そして共有した思い出に感謝している。僕を信じ、最高の自分を引き出してくれて本当にありがとう。あなたはこれからもずっと、僕の人生の物語の一部。次の冒険が素晴らしいものになることを心から願っているよ」