ロッテの名物場内アナウンス担当だった谷保恵美さん(59)が、カフェオーナーとして第二の人生を踏み出している。 91年か…

 ロッテの名物場内アナウンス担当だった谷保恵美さん(59)が、カフェオーナーとして第二の人生を踏み出している。

 91年から33年間で通算2100試合の公式戦を担当し、惜しまれつつ23年12月にロッテを退団。今年9月25日に千葉県市川市行徳で「カフェ2lipan(トゥリパン)」をロッテ時代の同僚でもある村岸潤子さんと共同経営でオープンした。

 村岸さんは、球界再編によって2004年に消滅した近鉄球団で初の女性広報を務めていた人物。98年に球団入りし、01年には北川博敏選手の代打逆転サヨナラ満塁弾での優勝決定にも立ち会っている。

 05年からはロッテ球団でも勤務しており「谷保さんとは同じ北海道出身で近鉄時代から仲良くしてもらってるんです」。そろってK-ポップ好きでもあり一緒に夢を追いかけてきた。

 店では村岸さんが看板商品のレアチーズケーキやパウンドケーキなどのスイーツを担当。谷保さんは「彼女がいなかったら店を始められてなかった」と話している。