東京シティ競馬(TCK)所属の御神本訓史騎手が、12月18日に行われた川崎競馬第11Rでラティサワーに騎乗し、地方競馬…
東京シティ競馬(TCK)所属の御神本訓史騎手が、12月18日に行われた川崎競馬第11Rでラティサワーに騎乗し、地方競馬通算3000勝を達成した。地方競馬現役騎手としては13人目、南関東所属の現役騎手としては2人目の到達となる。
御神本騎手は1999年4月10日に益田競馬場で初騎乗を果たし、同日に初勝利を挙げた。2002年9月に大井競馬へ移籍後は、南関東競馬を代表するトップジョッキーとして長年にわたり第一線で活躍。3000勝達成時点での地方競馬通算成績は1万7086戦3000勝となっている。
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「目の前にある騎手業を専念していきたい」

節目の勝利を振り返り、御神本騎手は「数字はいつも気にしていませんが、3000というのは、南関東で毎日乗ってもなかなかいけるジョッキーは少ないですし、そういう中で達成することができて感謝しています」とコメント。今月に入ってから達成が意識され始めたことにも触れ、「自分の中では年内は無理かな、と思っていましたが、船橋、川崎とリズム良くいけて、早めに達成することができて良かったです」と喜びを語った。
今後については、「僕も40歳を過ぎて、来年は45歳。周りも調教師になり始めていて、そういうのは視野には入れつつ。なかなか自分の中では調教師というビジョンがまだ浮かんできてないので、目の前にある騎手業を専念していきたいです」とし、引き続き騎手としての道を歩む意向を示している。
なお、御神本騎手の地方競馬通算3000勝達成を記念した表彰式は、12月25日(木)に大井競馬場で行われる第9R終了後、賞典台にて実施される予定だ。