オリックス・田嶋大樹投手(29)が18日、大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、1000万増の1億1000万円でサイン。…
オリックス・田嶋大樹投手(29)が18日、大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、1000万増の1億1000万円でサイン。交渉の席では将来的な大リーグ挑戦の希望を球団へ伝えた左腕。「メジャーリーグに行きたい思いがありますと」と打ち明けた。(金額は推定)
自分の可能性を試したい。田嶋が純粋な気持ちを言葉にした。「アメリカでやった時、どこまで自分を成長させられるか。自分が成長できるところに身を置きたい」。この日初めて、球団に自身の意思を訴えた。
早ければ来年に国内FA権、2028年に海外FA権を取得。最近のチームでは23年に吉田正尚(レッドソックス)、24年に山本由伸(ドジャース)が共にポスティングでメジャー移籍している。「来年1年やってすぐ行きますという話ではない」と田嶋。現時点では夢を公にした段階だ。
まずは30歳となる来シーズン。「(個人的には)シーズンを完走したい。チームとしては、より高いところに行けたら」。夢を持ちながら自らのマウンドに集中する。