「グランプリ・SG」(18日、住之江) 前検から3日間の準備期間を経て賞金ランク上位6人が登場。トライアル1stから勝…

 「グランプリ・SG」(18日、住之江)

 前検から3日間の準備期間を経て賞金ランク上位6人が登場。トライアル1stから勝ち上がった6人とともにトライアル2ndが開幕した。

 1回戦11Rは賞金ランク2位の池田浩二(愛知)がイン速攻で勝利。白星発進でファンの人気に応えたが、「伸びで分が悪かった」と表情は明るくなかった。

 12Rも賞金ランク1位の茅原悠紀(岡山)がインから力強く押し切ったが、「100点って感じではなかったですね」とレース後は冷静に仕上がりを振り返り、2回戦へ向けて方向性を模索していた。

 レース後、2回戦の枠番抽選が行われた。最初に封筒を引いた池田はまさかの6号艇。枠番が書かれた緑色の紙で顔を覆っていた。逆に、1回戦11R6着で最後に封筒を引いた佐藤翼(埼玉)が見事に1号艇を獲得。残り福に佐藤翼自身も目を丸くしていた。

 別のレースの枠番抽選では西山貴浩(福岡)が1号艇を引き当てて笑顔満開。紙を高々と掲げて絶好枠獲得の喜びをかみしめていた。2号艇を引いた茅原も、自然と笑みがこぼれていた。