巨人・高梨雄平投手(32)が18日、都内でトークショーを開催した。今オフに巨人を戦力外となり、今季限りでの引退を決断し…
巨人・高梨雄平投手(32)が18日、都内でトークショーを開催した。今オフに巨人を戦力外となり、今季限りでの引退を決断した今村信貴投手(31)も出演。最後は集まったファンの前で即席の引退セレモニーも行われた。
開始から軽妙なトークで会場の笑いを誘った2人。今村はプロ生活での思い出に21年の広島戦で自身2度目の完封勝利となった試合を挙げ「143球で完封勝利…でバテてしまって、その後が全然ダメだった」と笑った。
以前から予定されていたトークショーだったが、巨人から戦力外通告を受けた後、現役続行を目指して移籍先を探すもオファーがなく引退を決断した直後のタイミングとなり、最後は来年からジャイアンツアカデミーのコーチとなる今村の即席セレモニーが行われた。
今村はファンへ「正直、まだやりたかった気持ちもありますし、悔しい気持ちもあります。ジャイアンツを倒したいというモチベーションで他のチームにあたっていましたが、良い答えが出ずにこういう形になりました。今はスッキリしていますし、次のステップを頑張ろうという気持ちです」とあいさつ。高梨からの花束贈呈で感極まった表情を見せていた。
「ファンの人の前で話すのは初めてだったので、改めて引退したんだなと今日実感した。14年間も応援してもらって、感謝感謝です」と今村。高梨も「悲しいです。花束を渡す時にふざけてしまったのが(自分の気持ちの)すべて。真面目にやるとしみじみしてしまいそうだったから」と話し、今後の今村へ「ノブはどこへ行ってもできる人だと思うから、それは楽しみ。自分も頑張らないとなと思った」と話した。