日本プロサッカー選手会(JPFA)トライアウトが18日、大阪府内で行われた。2日目となったこの日は29人が参加し、7対…
日本プロサッカー選手会(JPFA)トライアウトが18日、大阪府内で行われた。2日目となったこの日は29人が参加し、7対7のミニゲームと、11対11の紅白戦20分×3セットが行われた。紅白戦では、J1柏を契約満了となったオウイエウイリアムが2得点の活躍を見せた。
トライアウトは2日間で60名が参加した。最年少タイとなる21歳のオウイエはPKで1点目を奪うと、2点目は相手陣内に少し入ったあたりからGKの位置を見て超ロングシュート。ボールはきれいな弾道を描き、ゴールに吸い込まれた。ダイナミックにボールを運ぶスプリント能力や、190センチの身長を生かしたポストプレーでもアピール。それでも「最低限得点は取れたのでそこは良かったが、もっと決めないといけないシーンもあった。全部決められる選手に越したことはない。そういう選手になっていかないと」と、貪欲に反省も述べた。
日体大柏から2023年に柏に加入したが、2季でリーグ戦は未出場。今季はJ3岐阜に期限付き移籍したが、14試合の出場で得点は奪えなかった。フィジカルや技術、大いに潜在能力を秘めるオウイエは「不完全燃焼的な感じで終わってしまった。また一からスタートという気持ちでやりたい」と、新天地でその思いを爆発させる決意。カテゴリーについては「どこでやる、よりも自分との向き合いだと思っている」と特に意識はしていない。「どのチームに行っても絶対に1年で活躍したい。海外という夢もあるので、こんなところで終われない」と、DFなどどこのポジションでも、求められた場所で結果を残す。